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2024/05/19 00:01
後編です。
こちらは町のおもちゃ屋さん。
「Onkel Philipp's Spielzeug Werkstatt(フィリップおじさんのおもちゃ工房)」
大学で環境工学を学んだフィリップさんがオーナー。
おもちゃを通じて、リサイクルのメッセージを伝えることがコンセプトのお店です。
ここでは
使わなくなったおもちゃを持っていくと、店内の商品と交換や寄付ができるのだそう。
(もちろん購入もできます)

店内にはおもちゃ博物館があり、1ユーロを支払うと地下へ続く階段が出現。
地下室にはくまのぬいぐるみ、ドールハウス、ゲームなどなど、、、
様々な、東ドイツ時代のおもちゃコレクションが所狭しと展示されています。

右の王冠を被ったくまは、東ドイツ時代の土産物ベルリンベアでしょうか。

左側銀色の物体(人工衛星?)と、奥の舞台の人形は動きます。
人形はDDRミュージアムにも展示されていました。


ひとつひとつじっくり見ていると、瞬く間に時間が過ぎていきます。
後ろ髪を引かれつつ地上へ戻ると、フィリップさんは店の外で子供達と楽しそうに話していました。
オーナーの想いが沢山詰まった素敵なお店。
今度は、もう少し時間に余裕を持って訪れたい場所のひとつです。
次は、駅のホームで見たベルリンのビール「BERLINER」の広告
市章のクマをアレンジしたようなキャラクターと、国会議事堂のドームを組み合わせたデザイン。
このラベルは東西統一後に作られたもので、元々は東ドイツのメーカーだったようです。

酒屋さんで見た王冠付きの瓶。お土産に持って帰りました(王冠のみ)。

ベルリン市章のクマもよく見かけました。
列車(地下鉄)にも市章が。

トラックの塗装にも市章のクマが。
ベルリンの風景がシルエットになっているシックなデザインです。

街でみかけたクマ三種。
・左は蚤の市で見た「切ないメッセージ入りのクマ」
・中央は「Romero Britto(ロメロ・ブリット)」作のクマ。沢山の人が記念撮影をしていました。
・右は「駅から見えた壁画」王冠をかぶったクマ(?)がサッカーをしています。

最後に
ベルリンの壁周辺で見た、パスポートに押すスタンプサービス(有料)についての看板

「これ出入国の際に大丈夫なの?」と気になりましたが、どうなのでしょう。
最終出国地がドイツ以外だったこともあり、撮影だけして帰りました。